東京本染め浴衣 [女性木綿・ゆかた]

以前投稿していた、浴衣の柄合わせの記事
おくみや掛け衿の柄を選ぶ事が書いてあります。

それを読んでくれていた方から、お仕立ての以来を頂きました。
ありがたい事です。

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藍染の匂いがして、とっても素敵な綿絽の反物でした。洗濯による縮みの心配もありますので、まず悉皆屋さんで水通しして頂きました。

全体に蝶々が舞っていて、柄合わせの心配も無さそう~~って思いますが、
やはりよく見ると、蝶の中心部分が目立つ所であり、ポイントだと思いました。

そこで、まず前身ごろを決めました。
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左胸のほうを賑やかに・・
ものさしあたりに衿が付きます。

こちらが後ろ見頃です。
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その後、おくみの柄合わせ・・・
さてどれが良いでしょうか?反物を半分に折って選びます。耳を付ける。裁ち目を付ける。右側からとる、左側からとる。そんなこんなで、四パターンあります。

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あまり蝶が詰まっていても重い感じがするので、空間も大事ですよ=ってアドバイスさせて頂き、ご本人に決めて頂きました。

掛け衿になって・・やはり四パターン

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さて、どちらを選ばれたでしょうか?

たかが浴衣、されど浴衣、、、浴衣なんて簡単でしょ?なんて事はないんです。
どちらの和裁士も、きっと悩んでいる柄合わせ。

今年の浴衣第一号縫わせて頂きました。
続きまして、、既に難しそうな反物を何反かお預かりしています。
またご紹介出来たら載せさせて頂きます。
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