男物垂れもの袷せ着物 [男物着物・ゆかた]
随分久しぶりに、男物のタレものをお預かりしました。
しかも万筋小紋です。
裏側が鮫小紋のリバーシブルですので、どちらを表にしてもイイのです。
柔らかいです〜
こんなタレもの、、一体何年振り?とい感じで凄い緊張感です。ドキドキ。
男物は嫌いでは有りません、むしろ好きかも。
納めて喜ばれホッとしました。
しかも万筋小紋です。
裏側が鮫小紋のリバーシブルですので、どちらを表にしてもイイのです。
柔らかいです〜
こんなタレもの、、一体何年振り?とい感じで凄い緊張感です。ドキドキ。
男物は嫌いでは有りません、むしろ好きかも。
納めて喜ばれホッとしました。
2022-11-15 20:09
nice!(0)
男物・羽織の事 [男物着物・ゆかた]
毎年暮れに縫う男物アンサンブル [男物着物・ゆかた]
着物を着ない時代になって久しいのですが、、、
そんな中でも暮れには毎年「男物のアンサンブル」の仕事を頂きます。
男物は、女物と色々な箇所が違い、寸法も違います。
貴重な男物を縫う機会が出来てありがたいです。
今年は大島の仕立て替えです。
身長180センチの方用です。身長から25センチ~27センチを引いた長さが身丈になります。
ただ、痩せている太っている方は計算だけでは心配です。
今回、きっとおじいさんかお父さんの着物だったのでは?と想像。。
洗い張りしての仕立てです。
男物の特徴を少し紹介します。
①袖口布が別布である。「袖口布」と言って売られています。
絹の厚い生地です。固くて丈夫な袖口になります。
角が綺麗に縫えたでしょうか?
②袖に振りと身八口が有りません。
時代劇などで袖口から手を入れ、懐から財布を出すなど、、帯をしていれば便利なポケットとなっている場面を見ます!
③内揚げは、帯の下に隠れる位置に・・
この内揚げと言って、余った布を縫いこんである分を伸ばす事によって、身丈を長く仕立てる事が出来ました。
女物、男物、それぞれの特徴機会があれば確認してみてくださいね!
そんな中でも暮れには毎年「男物のアンサンブル」の仕事を頂きます。
男物は、女物と色々な箇所が違い、寸法も違います。
貴重な男物を縫う機会が出来てありがたいです。
今年は大島の仕立て替えです。
身長180センチの方用です。身長から25センチ~27センチを引いた長さが身丈になります。
ただ、痩せている太っている方は計算だけでは心配です。
今回、きっとおじいさんかお父さんの着物だったのでは?と想像。。
洗い張りしての仕立てです。
男物の特徴を少し紹介します。
①袖口布が別布である。「袖口布」と言って売られています。
絹の厚い生地です。固くて丈夫な袖口になります。
角が綺麗に縫えたでしょうか?
②袖に振りと身八口が有りません。
時代劇などで袖口から手を入れ、懐から財布を出すなど、、帯をしていれば便利なポケットとなっている場面を見ます!
③内揚げは、帯の下に隠れる位置に・・
この内揚げと言って、余った布を縫いこんである分を伸ばす事によって、身丈を長く仕立てる事が出来ました。
女物、男物、それぞれの特徴機会があれば確認してみてくださいね!
今年最後の浴衣 [男物着物・ゆかた]
素敵な透けもの浴衣 [男物着物・ゆかた]
着物男子の二枚 [男物着物・ゆかた]
伊勢木綿着物 [男物着物・ゆかた]
力士を応援する?!浴衣 [男物着物・ゆかた]
夏着物の季節 [男物着物・ゆかた]
雪・月・花 [男物着物・ゆかた]
男物(ちょっと特殊)ですが、花柄の木綿生地で仕立てます。
アイロンで生地を整えます。
和柄ですが、広幅なので・・・・
着物を仕立てるには、やはり三等分して反幅(38センチくらい)にします。
柄をどのようにもっていくか・・。まずそれを考えます。
この「雪輪」がイイじゃないですか?写真の為実物とは色が違って見えます。
良く見たら・・雪に・・・・細い三日月に見えるし・・そして花柄・・!
「雪・月・花」ではないですか。(勝手に凄い感動)
益々張り切ってしまいます。
前身ごろをまず決めます。
女性物なら大きな「華紋」を一番目立たつ場所にやるのですが・・・
今回は戦国時代最強と言われた武将の着物なのです。
左胸には三日月を・・・
後ろ右肩に大きな「華紋」を持って行きました。背中で優しさを語るって感じですかね~
袖の柄もこれでどうでしょ?
おくみと衿の「雪輪」が丸く繋がるように気をつけてみました。
柄の位置を確認して裁ち、ヘラをして縫っていきます。
この秘密の部分も大事です。
最初ご本人がこの柄を一番最初に気に入ったのですが、この大きなお花部分が目立ちすぎるかな?と私は思ったのです.
が、こうして出来上がってみると。。。
「雪・月・花」
世の中の美しい三つの物が集まってとても素敵。きっと活躍してくれるでしょう。
アイロンで生地を整えます。
和柄ですが、広幅なので・・・・
着物を仕立てるには、やはり三等分して反幅(38センチくらい)にします。
柄をどのようにもっていくか・・。まずそれを考えます。
この「雪輪」がイイじゃないですか?写真の為実物とは色が違って見えます。
良く見たら・・雪に・・・・細い三日月に見えるし・・そして花柄・・!
「雪・月・花」ではないですか。(勝手に凄い感動)
益々張り切ってしまいます。
前身ごろをまず決めます。
女性物なら大きな「華紋」を一番目立たつ場所にやるのですが・・・
今回は戦国時代最強と言われた武将の着物なのです。
左胸には三日月を・・・
後ろ右肩に大きな「華紋」を持って行きました。背中で優しさを語るって感じですかね~
袖の柄もこれでどうでしょ?
おくみと衿の「雪輪」が丸く繋がるように気をつけてみました。
柄の位置を確認して裁ち、ヘラをして縫っていきます。
この秘密の部分も大事です。
最初ご本人がこの柄を一番最初に気に入ったのですが、この大きなお花部分が目立ちすぎるかな?と私は思ったのです.
が、こうして出来上がってみると。。。
「雪・月・花」
世の中の美しい三つの物が集まってとても素敵。きっと活躍してくれるでしょう。