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小枝の小技より転載  一閑張り第三弾 [一閑張り]

一閑張り体験・第三弾

2008・11月・古民家ギャラリー「こころ庵」にて
指導・服部あきよし先生

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今回選んだ材料はこちら
竹で編んだお弁当箱と少し穴が開いた大き目のザルです。
さて、これがどんな風に変身するのでしょうっ??

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先生から突然の一言「今回は文字を書いてみようか??」・・・・えっ??「文字・・・ですか?」(~_~;)
椿の絵を描くつもりの私たち・・唖然。そして、先生の指示によりなんと布きれを丸めた筆で文字を書くことに・・・

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それぞれに大きく書いた文字をグシャグシャに丸めて(これがショッキング)(笑)しわしわにしてから周りを文字に沿って切り取ります。


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ざるの中心部分に文字を貼り・・・ 先生お手製の落款も貼り付け・・・・
柿しぶを2回ほど塗り良く乾かして完成となりました!
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小枝の小技より転載  一閑張りとは! [一閑張り]

一閑張り(いっかんばり)体験!

もともとは竹細工のざるなどの補強のために
和紙を貼り付けて再生する為の技術。
今は民芸品のようになっています。

昔中国からきた「一閑」という人が伝えた技術・・・
雪国の人たちが、冬の閑(ひま)な時期に仕事としたから・・・
色々な言い伝えがあるそうです。

2008・2月初めての体験教室です!↓

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手順・・・・

和紙をちぎってざるの裏表に貼り付け乾かしてします。
使用した和紙は、量販店などの市販の物です。
良質のものは難しいそうです。
糊は、木工用ボンドと障子張りなどに使う糊を混ぜたものです。


先生に言われるままに別の和紙に
それぞれの椿を描きました。

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うすずみ、墨汁、アクリル絵の具を薄めて使用しています。
その絵をクシャクシャ~と丸め(~_~;)ビックリ(笑)
縁取りを少し付けてちぎっていきます。
糊をつけて好きな場所に貼ります。

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良く乾かした後で、先生に「柿しぶ」を塗っていただき
乾燥させて完成~!
先生のお話では数ヶ月経つと
「柿しぶ」の良い色がさらに出てくるそうです。

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「柿しぶ」とは・・・・
収穫された青柿から搾り取った汁を発酵させ、
加熱殺菌のあと1年以上熟成させたもの。
3年~5年熟成させたものを古渋と云い
色も艶も美しく仕上がるそうです。
 防水、防虫、防腐、防菌効果があるという事です。
今度はどんな物に挑戦しようかな!
と私たち3人の期待は膨らんでいます~!



体験第二段!・6月

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裏布は、表とそれぞれ反対色にし、。「ひも通しかがり」を初めて覚えました。
片面に小さなポンポンを3個、紐の先に2個付けました。先生にいただいた「古文書」が効いています

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