染め替え ブログトップ

仕立て [染め替え]

しっかりしていて、それで居て柔らかく縫いやすい生地です。

気になっていた部分も目立たなくなりました。

s-IMG_5125.jpg

s-IMG_5638.jpg

s-IMG_5129.jpg

s-IMG_5699.jpg

s-IMG_5123.jpg

s-IMG_5701.jpg


裏見頃にもこのように柄が入っていました。

s-IMG_5652.jpg

s-IMG_5653.jpg

上前のおくみが・・翻ると・・・
s-IMG_5637.jpg

s-IMG_5657.jpg
となります。

準備は整って・・・
s-IMG_5703.jpg

お祝いの日を待つばかりとなりました。
s-IMG_5704.jpg



仕立て準備 [染め替え]

さて、いよいよ仕立てに掛かります。
解いて、はいで、洗って・・これが「洗い張り」
今回は染め替えと「たたき」をしてもらいました。

s-IMG_5621.jpg

こうして、繋がってまた一反の反物になってやってきます。

s-IMG_5625.jpg
これは袖口布と衿先布

まず、ほどく所からはじまります。

s-IMG_5624.jpg

s-IMG_5636.jpg


以前の仕立ての衿付けの位置の切り込み(はいである所です)と・・・
s-IMG_5635.jpg
今回私が衿を付ける場所(チャコ印)の違いがわかりますか?
仕立てる人のやり方で、一口に「衿付け」と言っても色々な縫い方があるんですよ。

おくみや背縫いなどを中心に柄を合わせてヘラをしていきます。





さて、どうしましょうか? [染め替え]

20年以上前に仕立てた着物です。

①母子の身長や体つきも違いますので・・・

解き洗い張りをしてから、娘さんの寸法で仕立て替えたらどうか。


②白っぽいグレーの地色なので、掛け衿や袖にも少し汚れが目立っている箇所が有ります。

地色を変えて「たたき」という手法を施してもらったらどうか?



早速いつもあれこれ相談に乗ってもらう呉服屋さんへ行きました。

地色が薄い色なので、どの色にも染められそうでした。染め色の見本はこんなにあります。
s-IMG_5133.jpg

色々と迷ったあけぐに、娘さんはピンクが大好き!というので、淡いピンク色に決めました。

その上に少し濃い色で「たたき」をしてもらいます。

s-IMG_5135.jpg

勿論柄はそのまま残ります。

そして、京都へ送られ・・・・

出来上がってきた反物は・・・・

このように綺麗な仕上がりになっていました。

s-IMG_5633.jpg

母から娘に!染め替えて贈ります [染め替え]

私のお友達が若い頃に好きで良く着た訪問着。

s-IMG_5122.jpg

s-IMG_5126.jpg

実は以前に、ワンちゃんのオイタで傷が付き・・汚れてしまったそう。

丁度後ろ見頃の真ん中で、お太鼓の下のお尻の一番目立つ場所。

その時直ぐに呉服屋さんに相談し、丁寧に補修していただいた。

s-IMG_5125.jpg

大好きな訪問着を婚約した娘さんに贈りたい。

「でも、この部分が気になってしょうがないの。」という相談でした。

さて、どうしたものでしょう・・・。

その経過を一緒に見て下さいね。







染め替えの着物 [染め替え]

所々に、黄色いしみが出ていた着物です。

その「しみの色」より少し濃い目の色に染め替えました。

しみは殆ど目立たなくなりました。

写真でも伝わるかもしれませんが・・

とっても柔らかいしなやかな色無地の着物です。

s-IMG_5047.jpg

お姑さんからお嫁さんに譲りたい [染め替え]

染め替えの例・・・・・②(生地全体にたたきをかける)

sasa_13351185.jpg

みよさん(88歳)は18歳から40歳代まで大切に着ていた思い出の羽織を
「洗い張りして色を白く抜いて染め替えてもらいたい」と思っていました。
そして誰かに譲りたいと・・・・。
その羽織はみよさんが子供の頃から蚕を育て、
繭から糸を紡いで反物に織って仕立て
お嫁に来るときに大事に持ってきたものです。
この羽織りをどうしたものか・・・と・・・・。

そこで、以前お世話になった親切な呉服屋さんに相談にのってもらいました。
「今はこのような染めは中々珍しいし、違う色柄にしてしまうのも寂しいので
このまま「たたき」をかけたらどうですか?」
「たたき」というのは、霜降りのように全体に細かい霧のような柄を上から染めることです。
sayu-image1.jpg
この柄を上から染めるのです。
「きっと良くなりますよ」と嬉しい言葉。京都の染め元に送られて行きました。

色焼けが激しかったのですが、全体に「たたき」が乗せられ・・・
ぼかしの雰囲気がとても落ち着いた感じになりました。
最初は「塵除け」か「道中着」にと思ったのですが・・・
ささゆりさんがそのまま羽織ってみると、
とても軽くて体に馴染み・・・良くお似合いです。
やっぱり着る機会が多い「着物」にする事に決まりました!
sayu-image2.jpg

元々は羽織でしたので、前落としの部分が剥いで有ります。
sayu-image.jpg
長羽織りだった為に身頃も「4尺」近く有り、羽織の「衿」を今度は着物の
「衿とおくみ」に使います。
色焼け部分を何処にもっていこうか・・・。
あっちへやったり、こっちへやったり・・・・。
そして・・・・

sayu-image3.jpg
色焼け部分を隠さずに上前のおくみや背中と身頃に出してしまいました。。


八掛けはこんな渋い抹茶色
sayu-image4.jpg


完成しました!とても素敵な小紋になり・・・
sasa_13351185.jpg

みよさんからお嫁さんの元へと・・
きっと、大切に着てくれますよ。


2008・12月


小紋の着物 [染め替え]

s-IMG_2555.jpg

今回の着物は、お料理屋さんを営んでいた実家のお母様のお譲り着物です。
実は薄い水色の着物でしたが、しみがあちこちに目立っていてどうしましょう?という相談でした。
水色もとても綺麗な色でしたが、洗い張りしてから色を抜いてもらいました。
そして、しみと同じような色・・・今回のクリーム色に染め替えてもらいました。
この細筆で描いたようなとても綺麗な模様は以前のままです。


s-IMG_2556.jpg



染め替え ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。