小枝の小技より転載 [こころ庵の思い出]

大正ロマンティックジャパン!?
(銘仙を見つめてみよう~!)

「こころ庵」・・・単衣銘仙展
2008・5月吉日

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ご近所のギャラリー「こころ庵」へ行ってきました!
古民家を少し改装したギャラリーで、私たち世代にはきっと懐かしい「家」
オーナーのささゆりさんとは同世代で、
お使いの途中でさえ気軽にのれんをくぐってしまう私なのです。

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大正から昭和初期に大ブームとなったおしゃれな単衣の銘仙着物が30点あまり・・・・!
コレクターは200点以上のコレクションをお持ちのS氏です。

このデザインや色彩の多様さと斬新さ・・・絹100パーセントの織物であります。
戦争が終わってから衰退の一途をたどり、この短い期間に大ブームとなったのが
「大正ロマン」と呼ばれる要因とか。

手触りもサラサラ~~スベスベ~光沢の有る織物です

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矢羽根模様やお花模様、幾何学模様にアールデコといわれる西洋風のデザインまで・・・

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いったいどんな方がデザインされたのか?腕のいい「織り子さん」は工場内で表彰されたそうです。
当時街にはこんな綺麗な銘仙を着た娘さんがいっぱいあふれていたそうで、
お休みの日には、お芝居や映画・・・きっと彼氏とのデートにも着て行ったのでしょうねっ!!
「秩父銘仙館」(古来から絹の産地で銘仙の代表格)にもいつか行ってみたいです。


当日開催の「銘仙を語る会」では
銘仙ブームの頃のかんざしなども「かんざしコレクター」のO先生から紹介されました

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また、母の世代のIさん(実家が機織りの会社をしていた方)に少女時代の銘仙を見せていただき
あまりの可愛さ、素敵さ、綺麗さに、皆さん身を乗り出して聞き入りました。

TVドラマ「おせん」の着こなしも素敵です。

以前から言葉では聞いていた「銘仙着物」
初めて実際に目にしたのは、実は今年の初め。
偶然に立ち寄った「こころ庵」でした。
数ヶ月経って、今では銘仙大好き!の大正ロマンに憧れる織り子??
(笑)いや私は縫い子!!
秋にはまた「袷(あわせ)」の展示があるそうです。

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