紅型の名古屋帯 [帯]

普段から着物大好きなYさんが、とうとうワークショップに通って「紅型染」に挑戦してきました。
私も数年前に、手ぬぐいに同じ柄を染めたのですが細く折って(半襟として使用したりとか)タペストリーに飾ったりとかしたのですが、今回は名古屋帯用に染めました。

生地は浜紬(絹)の半反を使用。(ネットで購入されたそうです)縮を考え水通ししてもらいました。

このようなお太鼓柄は、その方の帯の巻き具合もありますし、、良い位置にまずは染める場所を決めて置かないとです。Yさんの締め具合を考慮して位置を決めました。

紅型の先生の所へ伺って染めた物がこちらです。

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お太鼓部分

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柄を真ん中でなく、少し片方へ寄せたいとの希望で縫い代を調節。
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お太鼓部分と、前の細い部分の間を六寸空けて縫いました。
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帯芯は、出来上がりよりわずかに細く幅を切り落とします。そしてお太鼓部分を形作ります。
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帯の縫い代を挟むようにして帯芯を綴じつけます。

お太鼓部分をひっくり返して整え、残っている芯を半分に折って、綴じつけていきます。
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帯で一番難しいのは、表布と帯芯の綴じていくつり合いです。

ものさしを使って裏返します。(というか表を出します)
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最後にこの部分(空いている所)をくけて、かんぬき止め。中綴じでしっかり止めてアイロンで整えまして出来上がりです。
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ひつじさんが可愛いですね。

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とてもカラフルな紅型染めの名古屋帯仕立て上がりました。
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